
腰痛(慢性痛)

目次
1.腰痛(慢性痛)の症状
2.腰痛(慢性痛)の原因
3.腰痛(慢性痛)の予防と対策
4.腰痛(慢性痛)の施術
症状
腰痛は日本人が自覚する症状の中で最も多い症状です。
症状としては、
・腰の痛み
・腰から足にかけての痛み
・腰から足にかけてのしびれ
などがあります。
当院でも、どこに行っても良くならなかったと言って来られる方で一番多いのが腰痛です。
痛みのある場所を詳しく聞いてみると臀部であったり、背部、腹部を指す場合があります。
原因
慢性的な腰痛の原因は急性腰痛(ぎっくり腰)とは異なります。
慢性腰痛は腰部、腹部、背部、臀部、足などの筋肉が疲労で血流不足となる事で痛みが生じます。
また長期の痛みになると、過大な痛み入力のため神経が歪んだり、脳が痛みを記憶する事で慢性腰痛となってしまうケースもあります。
骨盤や股関節のアライメントも関係します。
骨盤や股関節のアライメントが崩れる事で、腰椎は前弯し椎間関節というところに負担がかかります。(反り腰)
この場所で炎症を起こし続ける事も慢性腰痛の原因の1つです。
骨や関節の病気では
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・腰椎圧迫骨折
・すべり症
・腰部脊椎症
などがあります。
また、これらの随伴症状として筋肉・筋膜の痛みが出る事も多いです。
これらの診断を受けていても、筋肉・筋膜への治療を行う事で、症状の減少、改善が期待できます。
腰痛に関わる筋肉が異常をきたす原因としては、
・股関節や背骨の動きが少な過ぎるライフスタイル
・股関節や腰を過度に使いすぎるライフスタイル
が挙げられます。
筋肉は使いすぎると疲労がたまり状態が悪くなります。
動きが少なすぎても、姿勢を維持するような腰部の筋肉などは疲労を起こしますので「適度な量の運動」が大切になってきます。
予防と対策
筋肉・筋膜の観点からみた慢性腰痛の予防は、まず急性痛として出た腰痛を早期に改善するというのが大切です。
ぎっくり腰などで出た急性痛を放置していると、それが慢性痛に移行する事があります。
そして、日頃から筋肉の状態を悪化させない事です。
日常から関節を十分に動かす事で関節周囲の組織の血液の流れを良くしておく必要があります。
長時間の同姿勢の保持は、背骨周りや股関節周りの筋肉に負担をかけ続けてトラブルの一因になります。
お仕事などで、どうしても長時間座り続けなければいけない場合などは、お仕事が終わってからしっかりと身体を動かす事が必要になります。
背骨や股関節の運動は、全身運動が効果的です。
股関節周りの筋肉のストレッチは容易に出来ますが、背骨周りの筋肉はストレッチをしようとしても、なかなか的確に筋肉を伸張させることが難しいです。
ですので、股関節を十分に使ったウォーキングをおすすめしています。
ウォーキングの際に股関節をしっかり使う(大股歩き)ことで、背骨を含めた体幹は左右に回旋します。
この回旋は背骨周りの筋肉を伸縮させ、血流を改善させるます。
また、先ほどもご説明した通り股関節に関してはストレッチは容易に出来ます。
ウォーキングの前後に股関節周りの筋肉のストレッチなども合わせて行えば、さらに効果的です。
施術
よしかわ整骨院の施術では、慢性腰痛では背骨周り、臀部、腹部、足の膜や筋肉をみていきます。
これらの膜や筋肉の状態を改善する事で、血流を改善し炎症物質を排出させ、新鮮な血液を運ぶ事で発痛物質の産出を抑えます。
慢性腰痛は姿勢や骨盤、股関節のアライメントにも関連してきますので、必要であればそれらの施術も行います。
腰痛は身体のどこが原因で腰痛が起きているのかを調べる事が重要ですので、当院では徹底的に運動検査を行い、腰痛の原因になっている場所を調べてから施術に入ります。
当院の患者さんでは、
・趣味のスポーツや登山を再開できた
・毎日飲んでいた痛み止めのお薬が飲まなくても良くなった
・孫を抱っこしてあげられるようになり、全力で遊んであげられるようになった
などの喜びの声を頂いています。
筋肉や筋膜が原因の腰痛は改善する事が多いです。
脊椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症といった診断を受けていても症状は改善する場合もあります。
腰痛であきらめてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。



